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Googleアナリティクスから「GA4に切り替えろ!」と頻繁にアナウンスがあるので、GA4を触ってみていました。
すると、なぜかUAでは月間約9000あったユーザー数がGA4では2500に激減していました。
原因を調べたところ、概ねAMPが原因でしたので、同じお悩みをお持ちの方向けに記録しておきます。
尚、個人ブログのざっくり分析用なので、ざっくりした理解のもとに書いています。
悪しからず(当たらずとも遠からずの範疇に収まっていると思いますが…)
GA4とUAの「ユーザー数」の計測対象の違い
総ユーザーとアクティブユーザーの差
Googleアナリティクス(UA)は総ユーザー
UAでは、「サイトにアクセスがあった」ユーザーがカウント対象です。
(アクセスした瞬間に直帰されても、1ユーザーとしてカウントされます。)
よって、アクセスした総ユーザーがUAのTopページの「ユーザー数」に表示されます。
Googleアナリティクス(GA4)はアクティブユーザー
GA4では、サイトにアクセスがあっただけではTopの「アクティブユーザー」にカウントされません。
アクセスしたユーザーがアクティブイベントをこなすことで、初めてカウントされます。
代表的なアクティブイベントは以下のあたりです
- 10秒以上閲覧
- 何かをクリック
- 90%以上スクロール
そのため、GA4ではUAではカウントされていた「アクセスしたが10秒以内に離脱した」ユーザーがカウントされません。
結果として、少しカウント対象の範囲が狭くなっています。
本来は誤差の範囲のはず…
とはいえ、10秒以上閲覧せずに離脱だけで70%もユーザーの計測量が減少するとも思えません。
もう少し深くGoogleアナリティクスを見ていたところ、未表示のURLがあることに気づきました。
あれ…?従来UAでは分離表示されていたAMPのURLが分離して表示されてねぇな…?
GA4ではAMPが集計対象外
AMPのアクティブユーザー数だけ差が出る
大幅な差はAMPだった…
GA4ではAMPが集計されておらず、UAではAMPは集計されてます。
結果、AMPのアクティブユーザー数だけ、GA4のユーザー数は減ることになります。
当ブログでは、Google検索での流入の6割程度はAMPで表示されます。AMPが集計されなければ、大幅に減るのも納得です。
はてなブログのAMP設定を外せは解消するが…
AMP設定を外す場合はGoogleサーチコンソールの整備が必要
Googleサーチコンソールのインデックスを見ると、一部AMPサイトのURLがインデックスされているページがあります。
なので、正直、AMPをはずすと悪影響の度合いが読めません。
一番嫌なのは、GoogleでAMPがリンク切れになり、ドメインの優先度が下がることです。
インデックスが即削除されるかわからない以上、AMPは存置するしかないですかね…。
GA4がAMPに対応することを願うしか…
というわけで、GA4がAMPに対応してくれることを願って2023年7月の廃止まではUAを利用する予定です。
しかし、AMP、デザインのコントロールも出来ないし、不便ばっかりな気がします。
これ、ページランクとかにポジティブな影響、本当にあるんですかねー?わからん要素だ…。